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2010年08月11日(水)

収納はプラケースで十分

我が家には よそのお宅にあるような収納の代表である押し入れがない。
さらに玄関の靴箱,洋服ダンス,和ダンス,整理ダンス,書戸棚など、
家具屋さんの定番商品一切がない。
10年前までは全部あった。母が買い込んでくれた嫁入り道具だったもの。

中には物がいっぱい入っていたが、隙間があると気になって また入れる。 
その内には 奥に入れた物の存在を忘れて新しいものを買ってしまう。
安売りのときは 必要性のない物まで買い込み、物はどんどん増えていく。
部屋の壁は収納家具に取り囲まれて 息苦しさを感じるようになった。


6年ほど前 3階のリフォームをしたとき、思いきって押し入れを無くしてもらった。
床面積にすれば1畳半に過ぎないが視界が広がった。 柱を残してもすっきりと感じられる。
施工にあたった業者が「いやー、変われば変わるもんだ」と自社のリフォーム例に紹介してくださった。


押入あとの書斎コーナー

押し入れ部屋は一新したが 他の収納家具が陣取っている。
古くて嵩張る家具たちを 少しずつ処分するには時間がかかった。
その後の整理で、押し入れや収納家具の中身はプラケースに収まったのだ。
(中身って 案外少ないものだなあ)とも思った。

膨大な衣類は半分に減らし、さらに着ないものを減らしていく。
積み上げられていた本は、本箱に収まるだけにしたのでこれもよし。
押入にはいっていた布団や毛布は、ペットなので使用中のものだけにした。
2階ダイニングの食器や鍋類は、2階リフォームのときに片付いている。


「物が多くて片付かない」という生活をずっとやってきたので、物が少ない快適さは新鮮だった。
何しろ空間が増えたのだ。 フローリングの床面積が多くなって掃除が楽になる。
視界を遮るものがぐんと減ったため 気持が開放される。

いつか使うかもしれないと思って所有していたものは、これまで使うことはなかったのだ。
いま現実に必要なものだけで 生活は十分に成り立つし、足らなければ他のもので間に合わせる。

気持が切り替わったことを実感したのは、買い物の時である。
在庫は一つあればよいので、安売りであっても 必要がなければ買わなくなった。
気分で選んでいた服は 組合せ可能な色と形で慎重に選ぶようになった。
食器類は 他用途に使えるシンプルなものを数枚ずつにして、年中使っている。

そして車、2台あって夫婦がそれぞれ使うと便利だと思う。でも昔から1台しか購入したことはない。
一台で6畳の空間を占める駐車場は、我が家にはない。隣地の有料駐車場で代用している。

ここまで物を少なくしても 現代は物が多い時代だなあと痛感する。
減らしても減らしても増えてくるので、使わないものだってあるかもしれない。
次は 収納の仕方を変えようかと考えた。


Posted by 欅舍のひろ at :  パーマリンク