2019年・前期の企画展「もしも色がなかったら…光と影の世界へようこそ」が終わりました。

       期間    2019民6月7日~7月7日 期間中の金,土,日,月曜日 13時~18時OPEN
       出展作家  井村和寛     木炭と鉛筆で描いた絵
             木下幸子     和紙と糸によるインスタレーション
             小林大地     鉄や金属で作った立体作品
             チェ・ユンジョン 和紙に描いた絵 その他
             橋 寛憲     針金の動物と巻紙のドローイング
             橋本緑      七輪で焼いた動物たち
             三科琢美     墨とボールペンで描いた壁面いっぱいの大きな絵

       非日常的な「色のない空間」を訪れる人に楽しんでもらいたいという初めての試みです。
       色に頼らない作家は四方八方から対象を観察して本質を探りだし、大きさや姿形,材質や手触り,雰囲気
       さらには色までも浮かんでくるという表現ができるのだと感嘆します。
      
       それぞれの素材や表現の違いはあっても、作家の作品それぞれとギャラリー全体が一つに溶け合っていました。



何も展示物のないギャラリー

木下さんが糸と和紙の作品飾付

チェ・ユンジョンの和紙作品飾付

押し入れに潜む橋本さんの陶作品

木下作品は光と影が美しい

橋作品の大きな針金の魚

橋作品の巻物のような淡いドローイング

鉄のギターはそのまま演奏できる

小林さんの鉄を素材とした重厚な作品

小林一家と三科一家の勢ぞろい

小林さんちの春道くんとユンジョンの愛犬

木炭で描いた精密な井村作品

井村作品の前で3人の朗読会は盛況だった

小屋の中いっぱいに展開した三科さんの世界

アーチ下はもう一つの空間造成中


    

    期間中は梅雨入りから始まって雨の日が多かったが、80人ほどの訪問者が来てくださった。
    DMを作らなかったので広くお知らせができなかったのは、やはり反省点である。

    10月の「ながくてアートフェスティバル」では展示以外に、二人の作家の「ワークショップ」をすることになった。
    小屋とアーチ下がその会場になるので、夏の間に工事を終了させるよう取り組んでいる。