様々な植物から生まれる「草木染の糸」は、ゆっくりと丁寧に染めて保存します。
何年もかけて染めていくと、深みのある色合いの糸が手元に溜まっていきます。
「経糸の整経」は織りの中でいちばん難しく、また好みの糸の組み合わせが楽しみな行程です。
これから先の段階は、一つ一つの行程を丁寧に手順よく進めていきます。
慣れると半日で終わるでしょう。
初めは難しそうに思えても、自然に手が動いていくようになるんです。
経糸の色, 幅, 長さは、整経をする前に考えておきます。 経糸の組み合わせもいろいろです。
また 横糸の色や太さや素材によっても、織り上がった布は大きく変わります。
初めて機織りを体験する人には、「織って布ができる」ことを楽しんでいただきたく思います。
「織り体験」は すでに経糸があって横糸を入れる状態から始まるので、2時間程度で織りあがります。
2,3回続けて織っていくと、こんな作品もでき上がります。
形になると 織る楽しみが増してきますね。