35年前から住み始めた長久手の自宅で【染織工房・欅舎】を開いた。
その傍らギャラリー巡りをして作品のコレクションを始めたのが10年前。
工房には17台の織機と天井から吊り下げた無数の糸で賑やかだった。
そこに彫刻, 陶&ガラス, 金属, 絵画の作品が入って足の踏み場もない。
このときから機織り教室を取るか?コレクションを取るか? じっくり考えた。
教室は20年続けたので十分だ、新しいことを始めることにした。
機織り教室を閉じて壁を白く塗り、コレクション展示と企画展ギャラリーにした。
「モノづくり」の力を再確認したのは、2020年春から感染が始まったコロナの不安の中だった。
私はひたすら機織りに没頭し、その結果を見ることで心が充実して暮らしが生き返ったのだ。
人は何かを生み出すことで自らを再生できるかも? これからもそんな日々が続いていくだろう。
欅舎は「モノづくりをしながら生きる人」を応援し、作品展示の場になることを願っている。
コレクションの常設展示は3ケ所ある。
・L字型のメインギャラリーは元機織り工房として存在した。今は企画展や様々な催しが可能な空間になった。
これまでとこれからの催しをピックアップしてみると・・・
コロナ感染の影響を受けた春から夏の展示、これからの秋から冬もどうなるか分からない。
作家が渾身の力を込めた作品を展示したいけど予測がつかない状況だ。
しばらくは機織り工房で追った布とコレクションを組み合わせた「四季の部屋シリーズ」をOPENする。
以下はその一例、ここにゲスト作家を招いて展示する予定なのでぜひご覧くださいね。