2023年03月07日(火)

     1月も終わる頃1本の電話があった。
     「もしもし、飯島先生ですか? 私○○と申します。」
     別に珍しい電話ではない、たぶん機織りの生徒さんだろうなと思いつつ耳を澄ます。

     「私、宮根小学校の時に担任していただいたSです。
      家を整理していたら、昔年賀状が出てきて懐かしくなって・・・」

     数日たって現れたのは二人の女性SさんとNさん、もう60代半ばになったという。
     二人とも当時担任していたが、今でも行き来しているというのは驚きだった。
     その頃の思い出話は尽きないが、その後の半世紀は波乱万丈ともいえる生活を送ったという。

     そして今は私も彼女たちもそれなりに落ち着いている。
     かっては子どもと大人の関係だったのが、高齢者というくくりで仲間のような気持になった。


6年2組の卒業写真はモノクロだった

お土産の花は華やかで涼しげだ


    
    二人の訪問から1ケ月後、Sさんがご主人と娘さんを伴って再度の訪問があった。
    「家の二階から見える空」を撮影している写真をご主人が見せてくださるが、空っていいもんだ!
    ほどなくして現像した空や風景の写真のアルバムが届いた。

    そうだ! ギャラリーで「絵と写真と○○展」のタイトルで展示をするのもいいなあ。
    5月にはコロナもインフルエンザ並みの5類になるから、やっと春が来る。


Posted by 欅舍のひろ at :  パーマリンク