2023年03月16日(木)

     3畳の広さのアトリエをもっと使えないかと見まわしたら、出窓が目についた。
     ここは織りに使う糸車などの小道具,染めた糸を天井からぎっしり吊るしてある。
     道路沿いだけど、北からの光線が1日中安定して差し込むので落ち着けるのだ。

     織の小道具は使うときだけ取り出せばいいし、糸は織機のある奥野空間の壁に吊るす。
     これだけの移動で少し暗かった場所にパーっと光が差し込み生まれ変わったのにびっしり。
     出窓の壁面と底面の汚れをふき取った後、ライトグリーンのペンキを塗る。
     
     「何となく置く」という習慣をやめて「必要な時だけ置く」という場所にしよう。
     「通常は何もない空っぽの場所」は今までなかったなあ。 
     何もないガラーンとした空間を一つ作るだけでも、気持ちにゆとりができたと思える。
  


手前に小さなテーブルとイス二脚のみ

糸がすぐに使える高さに吊るしてある


Posted by 欅舍のひろ at :  パーマリンク