2022年09月29日(木)
長久手に住んで37年目になる。
3階建ての自宅はいわゆる在来工法で建てられている。
棟梁は「俺の目の黒いうちは何があっても大丈夫だ!」
天災も大地震も何とか乗り越えるということか?
この37年間、全くびくともしなかった。
私は和風建築の奥ゆかしさだけでなく洋風も好き。
それで初期のペンキの色をこの緑系にしてみた。
木製のフェンスを付け植物を飾ると和洋折衷になった。
20年前から「欅舎」という屋号を看板にしてみた。
庭の欅の木とアトリエを組み合わせたつもりだ。
それまでの閉鎖的な機織り工房に、外からの風が入ってきた。
15年前から始まった「ながくてアートフェスティバル」というイベントである。
主催者から誘っていただいて(アートでもないのにいいのかな?)と思いつつ参加させてもらった。
初回から継続して参加するうちに、現代アート作家さんとのお付き合いが面白くなる。
作家の作品を少しずつ購入する機会に恵まれ、建物の中が賑やかになってきた。
数年前からのアートフェスティバルには、外部からの作家さんに展示していただけるようになった。
4度目のペンキの色は、私の好きな深いエメラルドグリーンでまとまっている。
コロナが少し落ち着いてきたので、3年ぶりにギャラリーや庭と小屋で企画展を開けるのが嬉しい。
Posted by 欅舍のひろ at : パーマリンク