2020年08月15日(土)
カテゴリー: 暮らしのスケッチ
一つの感染症がここまで長引いて勢いを増していくとは思わなかった。
コロナが終わったら再開しようではなく、嫌でもこれからつきあう関係になったようだ。
「長久手文化の家」の展示室はコロナ感染拡大のため閉鎖になっている。窓もなく閉鎖された空間のため、観客は三密状態になるのだ。
要請を受けてギャラリーを開放することになった。
四方の窓を開け観客はマスクを着けてしゃべらない。 天井から吊り下げた無数の文字の中で演者は無言のパフォーマンスである。
19歳の女性二人が企画運営した
「言葉、音、身体表現のインスタレーション展…君の寝顔を堪能したかった」は2日間とも大盛況だった。
周到な準備,どうしても上演したいという意欲,に加えて、二人を応援しようと詰め掛けた観客のみなさんだった。
コロナが終息する見通しがない中で、作家たちが作品展示する場所が不足していると聞く。展示期間を決めても開けないことが多い。
何とか常設展としてぎゃらりーを開けないだろうか?
作品の搬入・搬出・展示期間を決められないのならと思いついたのは「布による季節の部屋づくり」だった。8,9月は藍の糸で織った「夏の部屋」にした。
壁面には「ゲストとしての作品」を飾ったらいいかな。
例年の10月は「長久手アートフェスティバル」があって賑やかだったが、今年は中止となった。
毎年楽しみに見に来てくださった人たちに何を展示したらいいのか?
まずは「紅葉の季節・秋」をイメージした部屋を作ろう。
その壁面には春に開いた「素描コンペティション」の作品たちを飾りたい。
コロナ感染のためほとんど見ていただけなかったので再度展示できたらと思っていた。
しばらくは布に頑張ってもらい、作品を引き立てる空間作りから始めよう。
Posted by 欅舍のひろ at : パーマリンク