2021年03月01日(月)
やっと3月になったなあ、外へ出るのも楽しめるようになった。
そしてシーンとしていたギャラリーにも、少しずつ人の気配が出てきたようだ。
この春からギャラリーを丸ごと「季節の部屋」にしたいと思って、壁面や床に手持ちの作品を飾ってみた。
まずは「春の部屋」から始め、ある方から頂いた御殿びなの7段飾りに困った。
こんなに豪華なひな人形は初めてなので、あちこちで飾られている雛人形を参考にしながら設置する。
現代のアート作品と違って日本古来の行事を伝える伝承のひな人形は、一定の様式にのっとって飾るのだ。
昭和初期に作られた「御殿飾りのひな人形」のために一部屋を使い、飾りつけも大変だつた。
現代はは住宅事情もあって簡略化され、御殿の代わりに金屏風となって人形の数も数体に減っている。
コロナ感染ですべてが自粛になった昨年は、ギャラリーもほぼ閉鎖状態だった。
人が訪れない中でひっそり展示していた素描作品を晴れて飾ってみた。
緊急事態宣言は今日解除されたけど、人出が戻るのは少しずつでいいな。
でも心地いい春の部屋はいつでもここにあるので、訪れていただけると嬉しいです。
組み立てた御殿は最上階に
Posted by 欅舍のひろ at : パーマリンク