2022年06月17日(金)
カテゴリー: 暮らしのスケッチ
今も続いているコロナ禍だが、思い切って再開したことがある。
その一つは文化の家でのアートスクール「絵画講座」を受講したことにある。
久しぶりの鉛筆デッサンは細かい部分も見逃さず、ひたすら心も身体も集中できた。
決まった日時に集まり、講師のカリキュラムに沿っての内容なのだ。
自由に描くのと違い いかに忠実に課題を達成するか、新鮮な経験だった。
我流ではなく、初心に帰ったちょっと不思議な感覚も味わったのだ。
余程のことがない限り出席し、13人のお仲間と一緒に3月まで描き続けたい。
もう一つは「声のリハビリ・ボイストレーニング」である。
この2年余は人と会うことも話すことも殆どなく、ひたすら籠っていたのだ。
その結果はぼそぼそと低い声で言語不明瞭になって人に伝わりにくい。
「ん、何?」と聞き返されることも多くなってがっくりしていた。
以前に通っていた歌の教室に駆け込んで、さっそくレッスンを開始していただく。
「声を出すのは筋肉を使うから、何もしないと衰えるんですよ。」とT先生の言葉。
この日は声慣らしとしての発声練習と「時計台の鐘」「月の砂漠」を歌った。
声がか擦れたり高い声が出にくいけど、続けるうちに筋肉が鍛えられるとのこと。
声の質は生まれつきのことが多いけど、話し方ひとつで耳に心地よく響くことを望んでいる。
Posted by 欅舍のひろ at : パーマリンク