2021年11月21日(日)
長久手に住んで35年が過ぎたことに驚いている。
住んだ当初は家がまばらで周囲の空き地にはセイタカアワダチソウが丈高く生繁っていた。
スーパーアオキが開店していたが、通勤の帰りにどこかで買い物をしていた。
夫も私も現役で働いていて息子二人は中学生、周囲の環境に関心は薄く日々の暮らしに追われていた。
定年になる数年前に退職してから、住んでいる場所を意識するようになった。
まだ「愛知郡長久手町」だったから町の東には自然がいっぱい、自宅周辺も空き地が残っていた。
長久手町は気持ちが安らぐ暮らしやす町で住み続けたいと思うようになった。
町の状況が変化したのは20年前に「愛・地球博が長久手で開催される」との話が伝わってきた。
ここから先は開催に向けての計画がどんどん進み、施設や建物が建設されて一挙に都市化される。
アピタは大型商業施設として、名古屋から,町外からの客で大賑わいになる。
2005年の「愛・地球博」の開幕に向けてリニモが走り、毎日がお祭り騒ぎだったと記憶している。
祭りが終わって熱気は去ったが、長久手町のイメージが高まったのはその後のことだ。
(続く)
Posted by 欅舍のひろ at : パーマリンク