2023年03月16日(木)

     3畳の広さのアトリエをもっと使えないかと見まわしたら、出窓が目についた。
     ここは織りに使う糸車などの小道具,染めた糸を天井からぎっしり吊るしてある。
     道路沿いだけど、北からの光線が1日中安定して差し込むので落ち着けるのだ。

     織の小道具は使うときだけ取り出せばいいし、糸は織機のある奥野空間の壁に吊るす。
     これだけの移動で少し暗かった場所にパーっと光が差し込み生まれ変わったのにびっしり。
     出窓の壁面と底面の汚れをふき取った後、ライトグリーンのペンキを塗る。
     
     「何となく置く」という習慣をやめて「必要な時だけ置く」という場所にしよう。
     「通常は何もない空っぽの場所」は今までなかったなあ。 
     何もないガラーンとした空間を一つ作るだけでも、気持ちにゆとりができたと思える。
  


手前に小さなテーブルとイス二脚のみ

糸がすぐに使える高さに吊るしてある


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2023年03月09日(木)

    冬の間にしたことは「絵を描く場所をつくる」ことだった。
    道路沿いのアトリエは靴のまま入ってこれるので、ちょっとした応接間にも便利に使用できた。
    常に使うわけではないので四六時中ほぼ空いている。
    ここは外を通る人の声が聞こえたり、郵便や宅配便の受け取りにも最適な場所なのだ。

    ここを自分の居場所にしよう・・・そうだ!絵を描くアトリエがいい。
    北の窓から差し込む光は1日中変わることなく安定している。
    そこで必要なものだけをなったなったすべてのものを取り去ったら結構広くなった。
    残したのは小さな接客用のテーブルとイスが2つだけ、これも絵を描く時の作業机になる。
    ここがこれからの私のプライベート空間になる。
    ずっと思い描いてきた「老後は絵を描こう」が、遅まきながらやっと始まる。
    


絵の下に収納棚をつけ下部にも絵を描いた

描きかけの絵は壁に収納できる


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2023年03月07日(火)

     1月も終わる頃1本の電話があった。
     「もしもし、飯島先生ですか? 私○○と申します。」
     別に珍しい電話ではない、たぶん機織りの生徒さんだろうなと思いつつ耳を澄ます。

     「私、宮根小学校の時に担任していただいたSです。
      家を整理していたら、昔年賀状が出てきて懐かしくなって・・・」

     数日たって現れたのは二人の女性SさんとNさん、もう60代半ばになったという。
     二人とも当時担任していたが、今でも行き来しているというのは驚きだった。
     その頃の思い出話は尽きないが、その後の半世紀は波乱万丈ともいえる生活を送ったという。

     そして今は私も彼女たちもそれなりに落ち着いている。
     かっては子どもと大人の関係だったのが、高齢者というくくりで仲間のような気持になった。


6年2組の卒業写真はモノクロだった

お土産の花は華やかで涼しげだ


    
    二人の訪問から1ケ月後、Sさんがご主人と娘さんを伴って再度の訪問があった。
    「家の二階から見える空」を撮影している写真をご主人が見せてくださるが、空っていいもんだ!
    ほどなくして現像した空や風景の写真のアルバムが届いた。

    そうだ! ギャラリーで「絵と写真と○○展」のタイトルで展示をするのもいいなあ。
    5月にはコロナもインフルエンザ並みの5類になるから、やっと春が来る。


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2023年01月22日(日)

    これまでずっと好きなことだけをしてきたせいか「好きこそものの上手なれ」のように続いてきた。
    でも苦手だけどやらないと後悔することは「筋肉を作るための運動と食事」だった。

    昨夏のころ、歩いて5分のスーパーへ買い物に行くのが億劫になった。
    足が前に進みにくく買った物の重さがずっしりと体にこたえてのろのろと歩く。
    「15分は楽に歩きたい!」という願いが強く、運動嫌いでも続きそうなカーブスに通い始めた8月。

    始めてから今日でちょうど5ケ月経った。始めた時の目標は
   ・灯油タンクの容量を15ℓ持ち運べること  ・15分間継続して歩くことができること
    3ケ月経過したところで上の2つの目標は達成できた。

    問題は「体脂肪率」なのだ。
    平均を大きく上回って隠れ肥満の値が20年近い。反対に「骨格筋率」は低くて骨量も筋肉も少ない。 
    放置すると年とともにどんどん減少し、歩いたり階段を上ることにも影響があるそうだ。


ワンプレート料理・昼食

朝食は牛乳が付き物となる


                
 そんなことが分かってから、「体重を減らす」より「筋肉量を増やすこと」にした。
 毎日の食事は「いろいろな種類の肉」「魚」「卵」「豆腐」「豆類」をメインとし、野菜と果物を欠かさない。 
 それまで適当に食べていたので時間がかからなかったけど、調理に要する時間がぐんと増えた。

 現在通っているカーブスは1月末で閉鎖する。5月に新しい場所で再開するのが楽しみだ。       


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2023年01月03日(火)

     大みそかと正月3ケ日はとても質素に暮らしている。
     今年は一切のおせちを作らず、いつも通りの食事メニューを淡々と続けているからだ。

     スーパーの売り場ではいつものお惣菜は隅に追いやられ、高い正月用品が大場を占めている。
     そんな訳で買いたいものがなくて、乏しくなった食材をやりくりして3ケ日を暮らす。
     冷蔵庫の中身もスカスカになり、飽食とは無関係で体も軽いのがよかったかも?

     三食の食事の準備と片づけ以外はアトリエの片隅の3畳ほどの空間を中心に、
     去年から続けていること,始めたばかりのことにとりかかる。
     時間は少なくとも、毎日続けたために習慣化下ことがいくつかある。
             


道路沿いのアトリエにて

大晦日に塗り直したベランダ


 

 ① 5,6枚の小さい絵を並行して描いている。 この作業はけっこう楽しいが未完成が多い。
 ② ずっと未完成だった機織りを少しずつ織り進め、すでに4台が完成した。 最後の1台が難物だ。

 ③ ベランダのペンキが剥がれてきたため、下に塗ってあった色が点々と顔を出す。
   何とかしようと重い腰を上げた結果、1日できれいになった。
   翌日太腿が痛いので、「そうだ、ずっとしゃがんでペンキ塗りをしてたんだっけ」と思い到る。

      いよいよ今日で正月も終わる! 明日から日常が戻ってくるのがうれしい。
      気に入りの店でライスカレーも食べたいし、いつもの総菜コーナーで買うものいろいろ・・・

      自分にとって必要なことなら苦手でも楽しくなくても、今年は始めてみよう。  


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