2024年07月25日(木)

     夏がどんどん暑くなる。一昨年より去年、さらに今年と気温が上昇してきた。
     人間は外出を控えて家の中ですごし、必要ならば冷房でしのげる。
     でも季節を問わず外で育つ植物にとって、夏は過酷な環境になっている。

     唯一の命綱である水やりも、暑さにかまけて毎日続けられない日もあった。
     土に直植えしてある木は、地中から水分を吸い上げてめったに枯れない。
     問題はコンテナに植えた草花たちで、一日水やりを忘れるとぐったり萎れる。


二年前の夏は草花に彩られて華やかだったが

今年の夏は草花が姿を消して殺風景になる


   
     これからも暑い夏が続きそうだから、コンテナで草花を育てるのは断念した。

     草花の代わりに思い浮かべたのが、庭のあちこちに散らばっている陶器の作品たち。
     土から生まれた陶器だけど、雨ざらしでひび割れすることもある。
     その中で、高温で焼かれて釉薬の掛けられた焼き物はひび割れすることがないのだ。

     陶器と岩石の欠片で「陶&ロックガーデン」の助っ人はおなじみの田原さん。
     暑い! 汗だくになりながら重いコンテナをコンテナを移動し、石板の上に石を置く。
     ありがたいことに2時間でこの作業が終わった。
     その後に動物のコレクションをあちこちに置いて「陶と石のガーデンづくり」完了です。
       


草花を植えた大きな甕を左の場所に移動し、石やコンテナの上に 陶の建物や動物を集めた


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2024年07月12日(金)

林隆一の絵,葉栗里の木彫,白水ロコの木彫

今年の9月に2年ぶりの企画展をやることになった。

「30年の軌跡・・・画家・岩崎里香 個展」。

この企画は昨年の予定だったが昨に私が体調を崩して1年延期していただいたものだ。

画家の20代から現在までの多種多様な作品を一堂に展示するためには壁面が足らない。

そこでこれまで展示してあった大きなコレクション作品を移動することにした。重い作品の移動は彫刻家の田原さんに依頼した。
絵は額縁を解体してアトリエに吊るし、二方向からスポットライトを当てたらグーンと映えた。

二つの木彫作品は玄関でのんびり暮らしています。


壁面の左半分に油彩画10点余を配置したが、いっぱいいっぱいの感じ


     

     アトリエに大きな絵が移動したことは怪我の功名かもしれない。
     機織りしながらふと見ると、絵の世界が目の前というぜいたくな空間になったのだ。
    
     暑い夏の間にやっておくことは、企画展の作品配置をいろいろ工夫して見やすいようにしたい。
     これから夏バテしないように体調管理をばっちりしよう!


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2024年06月11日(火)

   3月から6月までの間は食事づくりや睡眠やラジオ体操をしながら体調を整えた。
   自宅の長久手から知多半島の常滑までの道のりを車で通ったからだ。
   3月から始まった月2回の「初めての透明水彩画8回講座」は来週の1回を残すのみ。

   片道1時間半の道中は302号線を利用し、知多産業道路に入った終点からさらに一般道へ出て常滑に。
   座席に座りっぱなしで、ひたすら前方,信号,左右,に気を配っての運転だった。

   講座では岩崎先生の指導で、水彩は初めての人ばかり8人のお仲間と過ごす。
   皆さんも私も初めはおずおずと描いていたが、だんだん自信をもって描けるようになったのがうれしい。

   問題はこの後だ。一人でも絵を描くことが習慣化できるかどうか?
   毎回の課題が出されなくても、一人でそれを見つけて少しずつ描ける環境をつくりたい。
   スケッチブックや絵の具などを出しっ放しにできる場所があったっけ。


小屋のテラスの夜は暗くなる

夕暮れは色が見えにくい

コードを引いて電灯をつけた


   
   ついこの間のこと、時々でかける「千の風」で金属作家・盛林さんの個展があった。
   作品の中で目に留まったのはシンプルな照明器具、これ、いいかも!
   その場で購入させてもらい、いそいそと持ち帰ってからの行動は早い。
   隣の小屋のコンセントに延長コードをつなぎ、テラスのフェンスに吊るしてスイッチを入れた。
   一瞬にして光があふれる! すごいなあ。 作家さんにありがとうと心で呟いた。


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2024年04月28日(日)

織布で日差しを和らげるアトリエ

四月になって暑くも寒くもない季節になったのがありがたい。
徒歩で行けるところを中心に暮らしているが、たまには遠出もしたいな。
行けないけどこんな場所に行ってみたいときに「絵の世界」がある。

3月から月2回,計8回の限定講座「初めての透明水彩画」に通い始めた。
場所は知多半島の常滑市で、8人のお仲間と楽しく描いている。
透明水彩が難しいのは「待っていられない性格」のせいかも知れない。
ついつい塗り重ねて不透明になり、透き通った画面が作れないのだ。

悪戦苦闘しながら絵を描いているが、パステルを重ねると色が濁らない。
今は「絵って自由に描けばいいのかも?」と思う自分がいる。




透明水彩で描いてみた小さな絵

水彩教室の課題として描いた「筍と新タマネギ」

自宅の欅の庭に春が来た

自由に描いた、水彩の上にパステルで塗り重ねた「道」


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2024年03月22日(金)

    冬の間にやっていた「小屋とテラスのリフォーム」が終わった。
    いつもお願いしている田原さんと 相談しながら二人三脚で進めていった。
    今回は「空間の有効活用」として、敷地面積はそのままでいろいろな使いかたを考える。
    


4年前はパーゴラにジャスミンが絡みつく

屋根を作り入り口で庭と区切る

扉の裏板を収納棚として利用

屋根も壁もアクリル板,織布で光の調節


   

   テラスは2坪(4畳大)だが広々。隣家との境に使っていた板壁で 大きなテーブルが2つできた。
   小屋の中も奥行きの広い棚を作って 上下の空間に分ける。これで別の展示ができた。


上段は陶の立体作品シリーズ,下段はパノラマの絵

移動式棚板でグループ展示


   
    昨年の私の入院のために延期させていただいた企画展は、9月に予定している。
    それまでのんびりとアイデアを温め、楽しんで開きたいと心待ちしているこの頃です。


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