2022年08月15日(月)

     昨日までの15日間、文化の家展示室に飾られていた「眠る美術博覧会」が終わった。
     5時から搬出には一人で数回運ぶ。キングは抱きかかえて,他の5点はかごに入れて車に乗せる。

     今回はた初回だったせいか、持ち運びの簡単な絵画が12点、立体は3点だった。
     やっぱり私は立体(特に彫刻)が好き、できたら大きい作品を飾ってほしいのだ。

     無事に帰還した「キングの降りた街」をそのまま小屋のギャラリーに展示する。     
     


背景の絵は30年前の長久手の町をイメージして、Kさんと私の共同制作

30年前の長久手の町は建物が少なく発展途上で道は曲がりくねって続く。

なだらかな丘に時計台のある「長久手中央図書館」が完成し印象的だった。

背景の絵はこれからも描き加えたい。
2005年開催の「愛・地球博」まではどこかのんびりした風景が続いていた。

でも今の長久手の町は都市化が進んで、建物も人も増えすぎだ感じ。
せめて絵の中ではストップさせよう。




     この4月から文化の家が市役所の生涯学習課に組み込まれたという。
     設立後25年近く文化の家のスタッフだけで独自に運営してきたので、双方とも試行錯誤だろう。
     住民から見ると、スタッフを含めて行政の一環としての活動が始まった感じがする。
 
     今回参加させてもらった「眠る美術博覧会」はアーティストではない企画者の発案だそうな。
     アーティストは自分の作品の発表が主だから、コレクターの作品の展示は考えないと思う。

     私はこの企画に大賛成だ。
     コレクターはアーティストの作品を購入してその活動を支援する影の力になると思う。
     この町に住み続けて制作をしていくのには、作品を購入できる場所と購入する人が多いといい。

     アーティストの視点だけではない、もっと公平な物の見方が始まったようだ。


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2022年07月29日(金)

     長久手市には作家たちが活動する場所があり、住んでいるアーティストも多いのです。
     展示は長久手文化の家を中心に音楽,美術の分野だけでなく、工芸,演劇,などの分野でも・・・

     今回はちょっと珍しい企画があって「これは面白い!」と、出品することにしました。
     作家本人が展示するのではなく、作家の美術作品を購入した人が出品するのです。

     企画された主催者の意図は、
     「展示した作品を鑑賞するだけでなく、購入することによって応援しよう」と。

     作家が作品を作る素材の費用や労力は自力で賄うしかないのです。
     一般の人が気に入った作品を購入することによってささやかに応援できるでしょう。

     文化の家の展示室には絵や立体作品が運び込まれました。
     私も、自宅で眠っていたお気に入りの作品の飾りつけに行ってきたところです。


小倉薫 作 「キングが降りた街」の陶芸作品


    

     この企画をきっかけにして、作家たちの精魂込めた作品が自宅に飾られるようになったらいいなあ。

     会期は 7月30日(土)~8月14日(日)10時~19時まで
     会場は 文化の家の1階にある展示室にて


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2022年07月17日(日)

    気を許すとモノはどんどん増えるし空間は欲しい。
    特に収納家具というのは曲者だ。 けっこうな床面積を取るのにそれほどの収納力はない。
    さらに隙間を埋めようと、どうでもいいものでも取って置き入れてふたを閉めて満足する。

    そこで2つの収納家具を来週「粗大ごみ」に出すことにした。
    3点セットのキャビネットで最後まで残ったのは、白ペンキを塗って絵を描いてもらった手作りもの。
    高さ調節で下部の引き出し部分を切ってもらいコンパクトしたけど、それでも床面積に変わりはない。

    もう一つは50年近く前に絵本を入れるため家具屋さんに作ってもらった本箱だ。
    丁寧な造りでどんな重い本でもしっかり支えてくれた優れもの。
    絵本を売り払った後で役目が済み、ペンキを塗り替えて物入などに転用した。
    あちこち転々としたけれど、これもなくても困らない収納棚になった。
    
    この2つの家具が占めていたアトリエの中は少し広くなった。
    作業するのに気持ちのいい空間をこれから作り出すことにする。 
  


絵はニシムラマホさんの制作

家具屋さん手作りのがっちりした重い本箱


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2022年06月28日(火)

    ろくに雨が降らなかったのにいきなり梅雨明けですか?
    一挙に気温が上昇して体ががついて行かれない。
    食欲もなくなんかだるい感じがして元気が出ない。
    外に出ると熱気が押し寄せてぐったりする。

    こんな時の私の避暑法はペンキを塗り替えることなのです。 


フェンスも緑に塗って白いドアとマッチしていた


数年前に塗った白いドアがくたびれて
触ると白い粉が付くようになった。
これは劣化してきたことを現ようになった。

どんな色にするか思案していたら、
以前に購入して未使用のペンキが目についた。

まずは白いドアに若草色を塗ってみた。
これはけっこう鮮やかでドアだけが目立ってきた。

他のペンキを探すと、深い藍色のペンキが見つかった。
これがいい!


緑の壁と飾りドアが一体化してきた

下地に黄緑系が塗っておいたので
温かみのあるブルーに仕上がった。

このインディゴブルー(藍色に近い)は
他の色ともよく調和する。
夏に限らず、冬でも心地いいのだ。

準備から完成までき3時間足らず、
夏は乾燥が早くて午前中に終わった。

ペンキの効用は 建物の変身と保存性。
私には簡単で楽しい作業なのです。


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2022年06月17日(金)

     今も続いているコロナ禍だが、思い切って再開したことがある。

     その一つは文化の家でのアートスクール「絵画講座」を受講したことにある。
     久しぶりの鉛筆デッサンは細かい部分も見逃さず、ひたすら心も身体も集中できた。
     決まった日時に集まり、講師のカリキュラムに沿っての内容なのだ。

     自由に描くのと違い いかに忠実に課題を達成するか、新鮮な経験だった。
     我流ではなく、初心に帰ったちょっと不思議な感覚も味わったのだ。

     余程のことがない限り出席し、13人のお仲間と一緒に3月まで描き続けたい。


作品の模写① 夏の帽子

作品の模写② コロンとした玉ねぎ


    
     もう一つは「声のリハビリ・ボイストレーニング」である。

     この2年余は人と会うことも話すことも殆どなく、ひたすら籠っていたのだ。
     その結果はぼそぼそと低い声で言語不明瞭になって人に伝わりにくい。
     「ん、何?」と聞き返されることも多くなってがっくりしていた。

     以前に通っていた歌の教室に駆け込んで、さっそくレッスンを開始していただく。
     「声を出すのは筋肉を使うから、何もしないと衰えるんですよ。」とT先生の言葉。

     この日は声慣らしとしての発声練習と「時計台の鐘」「月の砂漠」を歌った。
     声がか擦れたり高い声が出にくいけど、続けるうちに筋肉が鍛えられるとのこと。

     声の質は生まれつきのことが多いけど、話し方ひとつで耳に心地よく響くことを望んでいる。  


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